結果
Dropbox の活用で新たなクリエイティブワークの挑戦も目指していく
Dropbox 導入後の一番のメリットは、効率化だと佐藤氏は語ります。事務的な作業が効率化されることで、クリエイターが本来注力すべき仕事により集中できる環境が整いました。
また、Dropbox を使って海外とのやり取りをする際、一度も顔を合わせずにオンラインで仕事が完成することもあります。リアルとは異なりオンライン上で一番伝わるプレゼンテーションの仕組みを考えるようになるなど、新たな表現に挑戦する機会も生まれました。
「SAMUARI では仕事のデータを完璧に整理しています。従来はデータがローカルに点在していたこともありましたが、Dropbox 導入後は完全になくなりました。また、データ容量を気にせず使えるのも非常に便利です」と佐藤氏は言います。
さらに、データの保存先を一元化することによって、iMac や iPhone、 iPad と様々なデバイスからでも同じデータを確認できるようになりました。
齊藤氏は、
「時間と場所の概念がなくなりました。今までは会社に行ったら iMac で仕事をする、自宅に行ったら iPad で仕事をすると、ハードに応じてやることを分けていましたが、Dropbox でどこからでも同じデータにアクセスできるため、その障壁もなくなりました」
と振り返ります。
クリエイターが自らのパフォーマンスを最大限に発揮するためには、快適な作業環境が必須です。ゼロから Dropbox の運用を開始しましたが、データの移行作業は想像以上にスムーズに進み障壁なく導入できました。Dropbox、Zoom、メール、チャットツールがあれば従来の作業環境とほぼ変わらず、安全性はより担保されます。物理的にサンプルを見る必要がある場合は出社するという働き方に移行したことにより、オフィスの価値を再認識することができました。
佐藤氏は、
「SAMURAI でやっていることをほぼすべて網羅できてしまっています。最初に Dropbox をゼロから作った時に、『今日からここが SAMURAI だ』という話をしました。フォルダーの構築やクライアントとのやり取りをする場合など、オフィスのデザインをしているような感覚でした。それが非常に面白かったのと、今までは物理的な空間が仕事場でしたが、Dropbox を導入してからここが新たな仕事場になりました」
と振り返り、コロナウイルスが収束したとしてもこの体制を継続していくと期待を込めます。