良質で機能性に優れたデザインで「飾らないかっこよさ」の戸建住宅を提供する熊本県のハウス メーカー、株式会社ネオホームは、モデルハウスや外出先での業務効率を改善するソリューションとして Dropbox Business を採用しました。

株式会社ネオホームの Dropbox 導入の主な成果

Dropbox アプリにより、誰もが、いつでも、どのデバイスでも会社のファイルを活用

スマートシンクを有効にし、ディスクの空き容量を心配することなく、過去のデータ資産を参照

チェクリストと通知機能により、Paper を業務のリマインダーとして活用

導入の目的

お客様の前でこそ必要な情報に アクセスできないジレンマ

『豊かさの探求』を企業理念に掲げる、株式会社ネオホームは熊本県のハウス メーカーです。宅地分譲開発、不動産仲介、企画/販売代行、およびリフォームなどの事業も展開。良質で機能性に優れたデザインで「飾らないかっこよさ」を提案する戸建住宅 (建売/注文住宅) は、今後、フランチャイズとしても展開していく計画です。

「私たちの提供する戸建住宅は、厳選した丈夫な材質をその特性を活かした工法で施工します。長持ちする本物の素材は、メンテナンス コストを低減。多くのお客様にご検討いただけるような価格帯に設定しました。
また、私たちが作り上げたノウハウは、九州一円の工務店に提供していく計画です。永くご愛用いただける戸建住宅をより魅力的な価格帯で提供し、そのデザインと工法などのノウハウを地域に提供していくことで、お客様はもちろん、工務店のみなさまにも、豊かさを提供できる企業を目指しています」田中 氏


ネオホームの一日は、ロールプレイングではじまります。ハウスメーカーとして運営するモデル ハウスや訪問先で、お客様に適 切なご説明が行えるよう、毎朝、ディスカッションとトレーニングを欠かしません。接客中や訪問中には、ご提案書、設計図面、予算計画など、大量の書面を活用。ロールプレイングで想定される書面は持参しますが、予期せぬ資料が必要になることも 多々あります。

松本 隆典 氏 (株式会社ネオホーム 設計・工務課長) によれば、以前は社内設置サーバーで資料を管理していたため、事務所に戻らないと確認できない資料もあったといいます。

「モデル ハウスはお客様にお越しいただく場所という特性上、接客中にサーバーに保管された資料が必要になっても、持参していない資料はご説明だけになってしまったり、時間をおいてご参照いただかなければならないことがありました。
また、モデル ハウスではお客様のお越しをお待ちしている空き時間もあり、この時間を別の作業に充てることもできないままでした」田中 氏

「Dropbox Business を活用することで、オフィスに戻って行う必要のあった作業をその場でできるようになり、時間の使い方が大きく変わりました」

ソリューション

誰でも、どんなデバイスでも、使いこなせる、 Dropbox Business

外出先での情報アクセスに課題を感じていたネオホームでは、ソリューションとして Dropbox を採用。はじめは、松本 氏が個人アカウントを作成して共有フォルダーで運用を開始。活用が進むことで容量が増大してきたことを契機として、Dropbox Business のライセンスを取得しました。

「Google ドライブ、OneDrive、Box など、さまざまなサービスを比較検討した中で、私たちの使い方に最もフィットするソリューションが Dropbox でした。コストはもちろんですが、操作性にも秀でています。パソコンで普通のフォルダーを開いてファイルを利用するのと、まったく同じ感覚で操作できるため、社員の誰もが抵抗なく活用できています」松本 氏

Dropbox アプリをパソコンやスマートフォンにインストールし、パソコンのフォルダーと同じように Dropbox を使いこなしてい る、ネオホーム。いま、社内で一番ホットな機能は、スマートシンク機能だと、松本氏は語ります。

「スマートシンクの説明を受けたときは、まさに目から鱗が落ちる思いでした。パソコンのディスクに保存されたファイルと同じように、クラウドに保管されたファイルの情報を確認でき、容量を気にしないで済むのですから。早速、設定して、社内で勧たところ、『雲のアイコンになった』(オンライン コンテンツを表すアイコン) になったとか、『グルグルになった』(同期中を表すアイコン) などの会話が頻繁に聞かれるようになりました」松本氏

「さまざまなサービスを比較検討した中で、私たちの使い方に最もフィットするソリューションが Dropbox でした。パソコンのフォルダーと同じ感覚で操作できるため、社員の誰もが抵抗なく活用できています」

導入の効果

Dropbox Business を使いいこなすことで変わった、 時間の使い方

いつでもどこでも安心して使えるクラウド ストレージ、誰もが使いこなすことのできるシンプルな操作性、デバイスの空き容量の心配がいらないスマート シンクなど、Dropbox Business のさまざまな効果を実感している、ネオホーム。しかし、最も大きな導入効果は、それらを使いこなすことで変わった、時間の使い方だ、と田中 氏は語ります。

「Dropbox を活用することで、モデルハウスや外出先でも必要な資料をすぐに取り出せるようになったのは大きな効果です。過去の事例を参照しながら、よりお客様の要望に沿った商談をその場ですぐに行えますので、サービス品質の向上につながります。
さらに、お客様のお越しにならない空き時間には、事務作業も行えるようになりました。過去データの参照や事務作業など、オフィスに戻って行う必要のあった作業をその場でできるようになったことで、時間の使い方が大きく変わったと思います」田中 氏


ネオホームの時間の使い方を変えた、もう一つのツールが Paper。プロジェクト管理や会議の議事録には、Paper を活用しており、松本氏はお気に入りの機能としてチェック リストによるタスクの進捗管理と通知機能を挙げています。

「Paper には、忘れるのを前提で書き込んでいます。タスクを割り当てておけば、担当者に通知され、作業が完了しているかどうかもチェックマークで確認できます。人間は今やるべきことに集中してしまいますが、IT は指示されたことを決して忘れません。業務を確実に遂行するために、とても便利なツールです」松本 氏

ハウスメーカーであるネオホームが要望する機能は、CAD ファイルのプレビュー。専用のソフトウェアがインストールされてい ないデバイスでも、図面の参照が行えれば、PDF 出力などの作業が必要なくなると期待を寄せています。