Heck、Dropbox でリモート制作をグローバルに強化
リモート制作スタジオの Heck は、Dropbox を活用して不安定な同期や分断されたワークフローを解消し、30 か国にまたがるグローバルな共同作業をシームレスに進めることを実現しました。

50 TB
のクリエイティブアセットを
Dropbox で管理
300 件以上
の動画成果物を
1 つのキャンペーンで整理
30 か国
で共有フォルダとアクセス権限を介して
シームレスに共同作業
使用製品
Dropbox、Dropbox Dash、Replay
業界
映像制作・アニメーションスタジオ
規模
2~249 人
場所
カリフォルニア州
背景情報
Heck は、高品質な映像制作やポストプロダクション、アニメーション、モーションデザインなどを幅広く提供しています。チーム全員がリモートで業務を行っているため、プロジェクトの成功には、高速で信頼性の高いクラウドプラットフォームが欠かせません。
当初、Heck はドキュメントや大容量の制作ファイルの管理に Google ドライブを利用していました。しかし会社の成長に伴い、より包括的なソリューションが必要だと考えるようになりました。
課題:制作ワークフローのボトルネック解消
Google ドライブで効率的に作業できないことは明白でした。映像素材のアップロードやダウンロードが頻繁に停止し、何千ものアセットが処理待ちの状態でたまっていたのです。
「私たちは毎週、何テラバイトものデータを動かしています」と、Heck の創業者兼 CEO であるフィリップ・グッドウィン氏は言います。「同期済みと表示されているフォルダが、実際には同期されていないこともありました。ファイルが見つからなくなることもあり、1 つのフォルダに問題が起きると、プロジェクト全体が止まってしまうのです。」
チームはクラウドの遅延を回避するために、ブラウザ経由で作業したり、映像素材を物理的に発送したりといった手段に頼らざるを得ませんでした。こうした一時的な対応は、一定の効果はあったものの、納期の遅れやクライアントの混乱につながり、さらにセキュリティリスクも招いていました。
レビュー工程も同様に分断されていました。サードパーティ製ツールを介して行う必要があったため、フィードバックが元のファイルから切り離されていたのです。さらに、膨大なアセットの中から必要なファイルを探し出す作業は、時間のかかる宝探しのようになっていました。
グッドウィン氏は言います。「複雑で、不安定で、動画制作そのものよりも、ツールをうまく機能させることに多くの時間を費やしていました。必要なものをすぐに見つけられないと、クライアントは本当にきちんと管理できているのかと不安になります。クリエイティブサービスでは、それは信頼問題に直結します。」

「Dropbox に移行してから、同期の問題に悩まされたことは一度もありません。停止も、不具合も、原因不明のエラーもないのです。Dropbox が、リモートチームをつないでくれます。」

解決策:リモートワークフローを最適化する統合システム
フリーランス時代、グッドウィン氏は長年にわたり Dropbox を活用していました。Dropbox の信頼性を実感していたので、Heck のリモートワークフローにも十分対応し、課題を解決できるのではないかと考えたのです。
最初のプロジェクトを終えると、Dropbox が Heck に必要なスピードと信頼性を備えていることは明らかでした。
「最初のテストから、うまく機能したのです。それで、会社全体のデータを Dropbox に移行しました。前の方法を思い返すようなことはまったくありません。」
移行後、あらゆる業務がスムーズになりました。Heck は 30 か国以上のクリエイターと協業しており、1 つのプロジェクトに数十人規模の共同編集者が加わることも珍しくありません。Dropbox のアクセス権限管理機能により、メンバーのオンボーディングから必要なファイルへのアクセスまで、どこで働いていても安全かつスムーズに行えるようになりました。
チームはその後、AI 搭載ツールの Dropbox Dash を導入し、Slack、Gmail、Notion など、利用しているアプリをすべて 1 か所に接続しました。これにより、クリエイティブ関連のワークフローやプロジェクトカレンダーなど、すべてを 1 つ場所で検索できるようになったのです。
「Dash を使えば検索は数秒で終わる」と、グッドウィン氏。「『ゴールデンゲートブリッジ』と検索しただけで、すぐに何千ものファイルの中から必要なファイルが見つかりました。Dash は、私が言葉にするより先に、何を探したいのか理解してくれたのです。」
さらにチームは、コンテンツを共有できるスマートなハブ「スタック」も導入。ムードボードや提案資料、納品パケットの作成に活用しています。「軽量なクリエイティブデッキが組み込まれているような感覚です」と Goodwin 氏は明かしています。
レビューには、現在 Dropbox Replay を使用しています。このレビューと承認の共同ツールは Dropbox フォルダに直接接続されているため、チームはアーティストとのファイルのやり取りや、クライアントからのフィードバックの収集をスムーズに行えます。また、すべてが 1 か所にまとまっているため、受け渡しを待つことなく、すぐに次の修正作業に進むことができます。

結果:グローバルな制作を支える拡張可能な運用へ
プロセスが安定したことで、Heck はトラブル対応に追われることがなくなり、ビジネスの成長に注力できるようになりました。
Dropbox の真価が特に発揮されたのは、Heck にとって過去最大級かつ最も複雑なキャンペーンでした。30 か国、17 言語にまたがり、300 点を超える成果物が求められるプロジェクトです。「Dropbox のおかげで、チーム全員が足並みを揃え、クライアントを混乱させることもありませんでした。これは非常に大きなことです」とグッドウィン氏は振り返っています。Dropbox によって、Heck は以前から望んでいた効率的なワークフローを実現すると同時に、クライアント体験も向上させることができました。
そして何より、チームが最も得意とする、クライアントに喜ばれる作品づくりに専念できるようになりました。「Dropbox は、リモートチームをつなぎ、業務を整理し、スピーディーな進行を支えてくれます。これこそ私たちが求めていたものです。」

「Dropbox のおかげで、リモートチームは整理された環境で効率的に働きながら、優れた作品づくりに集中できます。ファイル探しに追われることもありません。Dropbox は、私たちのビジネスを支えるプラットフォームになっています。」
フィリップ・グッドウィン氏Heck 創業者兼 CEO

