FTP

FTP によるファイル共有

ファイル転送プロトコル(FTP)は、ネットワーク接続を使ってコンピュータ間で
ファイルを共有する方法で、その機能性は長年かけて実証済みです。共有ファイルは中央サーバーにアップロードされ、チーム メンバーはそれらのファイルを FTP クライアントを使って各自のコンピュータにダウンロードして使用します。

メールにファイルを添付して送信する方法に比べ、 FTP は拡張性の高いファイル共有ソリューションです。サーバーがすべてのドキュメントの中央ハブの役割を果たす FTP を利用することで、構造化されたフォルダ/ファイル環境を構築できるため、ファイルを常に整理した状態で保管することができます。

背景情報

FTP は業界の標準的な暗号化メカニズムよりも前に開発されました。そのため、サーバーと FTP ソフトウェア間の通信は「丸見え」の状態です。ファイル、コマンド、ユーザー名、パスワードまでもがネットワーク トラフィック上のユーザーに
見えてしまいます。これでは FTP は安全なファイル共有方法とは言えません。

FTPS について

1990 年代にインターネットの普及とともに、セキュリティの必要性も高まりました。その対応策として、FTP は暗号化された接続を導入しました。こうして FTP Secure(FTPS)が誕生しました。FTPS ではすべての通信内容を暗号化する Secure Sockets Layer(SSL)や Transport Layer Security(TLS)プロトコル経由でサーバーと通信します。こうしたテクノロジーによりファイル転送の安全性は
飛躍的に向上しています。

SFTP について

SSH File Transfer Protocol(SFTP)とは FTPS に代わる通信方法です。セキュリティの面では似ていますが、SFTP では SSL/TLS ではなく Secure Shell(SSH)プロトコルを採用しています。ユーザー側から見ると、SFTP と FTPS はほとんど区別がつきません。ほとんどの FTP サーバー プロバイダやソフトウェア パッケージで、SFTP または FTPS のどちらかに対応しています。つまり、暗号化されていない FTP はセキュリティのリスクが不必要に高まってしまうのです。

どちらの FTP を選んでも、チームとファイルを共有するときに使用するツールとワークフローは同じです。この記事では引き続き、一般的な FTP のタスクと Dropbox との比較をご紹介します。