メイン コンテンツにスキップする

クラウド バックアップを使用するメリット

読了目安:5 分

2025 年 1 月 8 日

まずは基本から:クラウド バックアップとは?

クラウド バックアップとは、データのコピーをハード ドライブなどのローカルのバックアップ デバイスではなくオフサイトのサーバーに送信するプロセスのことです。

クラウド バックアップ データを保存するサーバーは、プライベートでもパブリックでも構いません。また、1 つのデータ センター内か複数のデータ センター内かも問いません。

ファイルのコピーをリモートのストレージ システム(一般的にはサードパーティのプロバイダがホストしているもの)に送信すれば、クラウド バックアップとなるわけです。そして、そのプロバイダが、容量や帯域幅、データへのアクセスが必要なユーザー数などの複数の要素に基づいてサブスクリプション料金を請求します。

クラウド バックアップの目的は、データの喪失や障害が発生した際にユーザーがファイルやシステムを復元できるようにデータを保存することです。

重要なビジネス用ファイルの編集中や記述中に突然、デバイスに障害が発生した場合、進行中の作業はすべて失われてしまいます。それがどれほど悲惨な出来事かはすでにご存じでしょう。クラウド バックアップにより、中断したところから再開し、問題なくビジネス用ファイルを復元できます。

クラウド バックアップのメリットとは?

クラウド バックアップの主なメリットの 1 つは、ユーザーにとっての利便性です。ローカル バックアップに伴う面倒な手作業が減り、多くの時間やリソースが解放されます。

小規模の企業やビジネスの場合は、パソコン内のすべてをハード ドライブにバックアップしている時間はないかもしれません。また、バックアップの進捗の確認や、問題発生時のトラブルシューティングなどの時間もないでしょう。

クラウド バックアップ サービスなら、そのようなタスクを自動的に実行してくれます。つまり、生産的な作業や収益の向上につながる取り組みに集中できる時間が生まれます。

その他にも、クラウド バックアップを検討すべき理由があります。

セキュリティ

クラウドにバックアップされるデータは、サーバーに送信される前に暗号化されます。これにより、バックアップの進行中や完了後に、認証されていないユーザーがデータにアクセスするのを防ぐことができます。万が一、転送中にデータが傍受された場合でも、データの安全は保たれます。

クラウド バックアップのサービス プロバイダについては、厳重なセキュリティ体制を備えているかどうかを検討することが推奨されます。具体的には、24 時間の監視、管理機能やレポート機能などです。これらは、バックアップするデータが HIPAA などの規制の対象になる場合、サイバーセキュリティ戦略の一環として不可欠なものとなります。

Dropbox でデータを安全に保護

Dropbox は多要素認証やファイルの暗号化などにも対応し、デジタル ファイル、フォルダ、データをしっかり守ります。

Dropbox Backup でデジタル コンテンツを安全に保管

ファイルを保護し、簡単に復元するために、必ずしも複雑なプロセスが必要になるわけではありません。

Dropbox Backup を利用すれば、ファイルがクラウドへと自動で簡単にバックアップされるので、どんな運命に見舞われてもすばやくスムーズに復元できます。

関連リソースを見る

ノート パソコンとモニターが載っているデスクで、ファイルをクラウド ストレージにバックアップするかどうかを検討している人。

クラウド ストレージを使用したバックアップ:完全ガイド

クラウド ストレージでのバックアップでデータを保護しましょう。ファイルを安全に保ち、どのデバイスからでもアクセスできるように、クラウド ストレージのセットアップ、管理、活用方法を学習します。

自宅のパソコンに向かって仕事をしている人

3-2-1 バックアップ方法とは?

3-2-1 バックアップ ルールでデータを安全に保ちましょう。このシンプルな戦略により、災害発生時にファイルを復元できるようになります。仕組みについてはこちらをご覧ください。

オフィス環境でデスクトップ パソコンのモニターを見ている人。

ハード ドライブ上で上書きされたファイルを復元する方法

間違えてファイルの上書き保存をすると大変なことになる場合があります。このガイドでは、上書きされたファイルの復元方法や再発防止策をご説明します。