合併や買収(M&A)に取り組む場合でも、デュー デリジェンス プロセスを実施する場合でも、投資家から資金を調達する場合でも、大規模なビジネス取引には大規模で機密性の高いデータが伴います。セキュリティを損なうことなく、複数の関係者がそのデータを扱う必要があります。
データを安全に保存するにはどうすればよいでしょうか?そこで仮想データ ルームの出番です。
仮想データ ルームとは
機密ファイルや重要書類を保管するための、超強力な秘密のクラブハウスを思い浮かべてみてください。それが仮想データ ルーム(VDR)です。デジタルの要塞のようなものですが、もっとわくわくさせる要素が詰まっています。
簡単に言えば、仮想データ ルームは、そのデータにアクセスする必要があるすべての人が集まった安全なオンライン スペースです。そこでは、極秘のプロジェクトで協力したり、機密情報を安全に共有したりできます。
VDR の「クラブハウス」では、必要なすべてのものが簡単に手に入ります。しかし、縄ばしごやジップ ラインの代わりに、強力な暗号化と高度なアクセス制御が施されています。
こうしたハイテク機能が VDR にはすべて揃っているため、招待された人たちは機密ファイルやドキュメントに囲まれていても安心できます。VDR は DocSend の機能の 1 つで、以下の作業を実行するのに最適です。
- 機密ファイルのアップロードと保存
- ドキュメントとデータの保護
- 体系化された方法でのデータ整理
VDR を利用することで、デジタル ファイルとドキュメント管理の信頼できる仲間がいつもそばにいることになるのです。デリジェンス、IPO、その他の機密プロジェクトに最適です。
深刻な問題として、最近では、デジタルの信頼がかつてないほど重要になっています。マッキンゼーの調査によると、回答者の 53 % が、データ保護に定評のある企業のみを選ぶという結果が出ています。
信頼は成長を築きます。もしあなたやあなたのビジネスが機密データを扱うのであれば、VDR の利用を真剣に検討する必要があります。

安全な仮想データ ルームの仕組みとは
仮想データ ルームは安全でオンラインのため、いつでもどこからでもアクセスできます。パジャマを着ていても、家でコーヒーを飲んでいても、あるいはお気に入りのコーヒー ショップにいても、大切なデータを保管している秘密のクラブハウスにほんの数クリックでアクセスできます。
VDR ではどのような仕組みでこうしたことが可能になっているのでしょうか。一般的には次のような主要な機能が基盤となります。
- 最先端の暗号化
- 厳格なアクセス制御
- さまざまな権限の設定
共同作業の機能についても触れましょう。
コメントを残したり、プロジェクトについて議論したり、リアルタイムでファイルを編集したりといった、あらゆる作業を安全な専用のオンライン スペースで完結できます。
DocSend は、使いやすい VDR にセキュリティ、分析などを融合しています。
仮想データ ルームの用途とは
VDR の用途は、スタートアップ企業の資金調達から、取締役会でのコミュニケーションの確保、ピッチに対するフィードバックの受信など、ほぼ無限にあります。
VDR は、不正なアクセスのを防止するためのあらゆる機能を備えています。ですから当然、以下のようなことに適しています。
- 官公庁のファイルや医療記録などのドキュメントを安全に管理する
- M&A やその他の取引の際に、ドキュメントやファイルを一元的に保管する
- 大量のデータを保管し、複数の関係者が簡単にアクセスできるようにする
- 追加のソフトウェアを使用することなく、デバイス間でドキュメントのレビュー、検索、追跡を行う
- 大規模な組織や大量のデータを扱う複雑なプロジェクトで、効率的に共同作業する
DocSend は、上記のすべてを実現する強力な共同作業ツールであり、VDR はその驚くべき性能のほんの一部に過ぎません。ここに挙げたニーズにお心あたりがありましたら、ぜひ無料でお試しください。この他にも便利な機能を備えています。
新規契約、訴訟、知財管理、不動産販売の監査、リース取引、病気の治療法など何であれ、あなたとあなたのチームは VDR で安全に作業することができます。

プライバシーの確保が必要なプロジェクトに
DocSend は、ドキュメントの追跡とリアルタイム分析により、コントロールと可視性を向上させます。安全で、アクセスしやすく、あなたとあなたのデータがロック スターのような気分になれるよう設計されています。
ここに書かれていることを鵜呑みにするのではなく、DocSend のユーザーの感想をご覧ください。
「私たちが直面している企業間の競争を思えば、手に入れられる戦略的情報は何でも歓迎です。当社の提案の確認にクライアントが時間をかけていることがわかる機能が気に入っています。自分の役割をもっと戦略的に果たし、時間に優先順位を付けて、有益な取引に確実に注力できるからです。」
ライアン・フローツ氏Quartz パートナーシップ担当ディレクターDocSend を使用して安全な仮想データ ルームを作成する
仮想データ ルームとは、データを安全に保管し、適切な関係者がアクセスし、責任を持って共有するためのスペースです。そして、それを効果的に行えるのが DocSend です。
暗号化機能があるため、データを処理できる人物を決定することができます。もう添付ファイルを送ることはなくなり、安全なドキュメント共有ですべての作業を効率化できます。
VDR に関するよくある質問
セキュリティとプライバシーを重視する場合は、VDR のほうが共有フォルダより適しています。VDR は、特定のグループが定期的に使用する必要がある機密ファイルを保管したりアクセスしたりするのに最適です。また、権限、分析、共同作業などの機能を重視する場合、通常、ファイル共有アプリにはこれらの機能がないため、VDR のほうが適しています。
ファイル、ドキュメント、データは、通常、セキュリティを強化する必要がある場合にデータ ルームに保存します。人事部などでは、機密ファイルを 1 日中扱っているため、ほぼ常に VDR にファイルを保存し、共同作業を行うことができます。資金調達中のスタートアップ企業などは、共有ファイルや機密ファイルを扱うことがあまりない場合があります。そのため、必要なときだけ VDR に関連ドキュメントを保存し、アクセスします。
基本的な仕組みはどちらも同じですが、物理データ ルームはファイルや情報を物理的なスペースに保管するのに対し、VDR はオンラインで保管します。物理データ ルームはインターネットが普及する前は一般的でした。しかし現在、仮想データ ルームは、よりコスト効率が高く、追跡が可能で、ドキュメントの共同作業をするための実用的な手段となっています。
VDR は、Dropbox のようなデータ ストレージ ソフトウェアを使用してアクセスする必要があるため、最先端のセキュリティを備えています。また、アクセス権限、アクセス設定、認証を追加することで、セキュリティを強化できるため、誰がデータを閲覧またはアクセスできるかについて複雑な要件が存在する場合でも、データを安全に保管することができます。VDR は、メールを使ったり、パソコンにファイルを保存したり、共有フォルダでファイルをやり取りしたりするよりもはるかに安全です。
Dropbox アカウントを使えば、無料で DocSend を試し、VDR を作成することができます。Dropbox をご利用のお客様は既存の Dropbox アカウントでログインでき、新規のユーザーは DocSend アカウントを作成して 14 日間のトライアル版を試すことができます。Dropbox は、使いやすさ、データ セキュリティ、データ ストレージ機能の面で、利用できる最高の仮想データ ルームの 1 つと見なされています。
VDR の目的は、ファイルやドキュメントを安全に保管し、複数の関係者がアクセスできるようにし、機密情報のオンライン データベースを提供することです。VDR は、特に複数の関係者がデータを使用する必要があるデュー デリジェンス プロセスの重要な時期に、あらゆる種類のドキュメントの安全な保管および配布センターとして利用できます。