Dropbox 2022 年 4 月の新機能と更新情報
世界の全地域で Dropbox Backup の提供を開始
クラウドへのバックアップとファイルの復元を簡単かつ安全に実行するために開発された Dropbox Backup を利用すると、動画や個人用ドキュメントなどのコンテンツを簡単にバックアップでき、デバイスの故障や紛失、盗難の際にもファイルをすばやく復元できます。
新規ユーザーの方や Dropbox Basic アカウントをお持ちの方は、パソコン 1 台分の容量が利用可能な Dropbox Backup プランをご購入いただけます。すでに Dropbox をご利用中の皆様は、現在のプランで今すぐ Dropbox Backup をお試しいただけます。
![青い家のイラストとその横に Dropbox Backup インターフェース。Dropbox Backup インターフェースには、3 つのファイル アイコン、1 つの PDF アイコン、青い[バックアップを開始]ボタンが並んでいる](https://fjord.dropboxstatic.com/warp/conversion/dropbox/warp/en-us/product-updates/dbx-april-2022/Backup_2560px.jpeg?id=c46b02a7-43c1-4f55-b8ec-459d9b73d847&width=2560&output_type=jpg)
Dropbox から直接テンプレートを利用して電子署名依頼を効率化
直感的に使える Dropbox の電子署名ソリューションでは、重要なドキュメントの送信から署名、保存までを 1 つのワークフローで途切れることなく実施できます。さらに、NDA、内定通知、SOW、契約書などの使用頻度が高いドキュメントを Dropbox アカウントから直接テンプレートに変換し、あらゆる電子署名依頼を効率化できるようになりました。
Dropbox 内で PDF の簡単な編集が可能に
PDF の簡単な編集を Dropbox 内で実施して時間を節約できるようになりました。一部のユーザーを対象にベータ公開されるこの機能を利用すると、PDF をダウンロードして別のアプリケーションで開き、編集してから Dropbox に保存するという手間が省けます。以下の機能が提供されます。
- PDF ページの並べ替え
- PDF ページの挿入、回転、削除
- 複数バージョンの管理(PDF を別のファイルとして保存することも、元のファイルに上書きすることも可能)
- PDF フォームへの入力
PDF の編集機能は、一部ユーザーを対象としたベータ版が近日中に公開され、その後数週間以内にすべての Dropbox ユーザーに公開される予定です。

Dropbox から直接音声ファイル形式を変換
.WAV から .MP3 など、音声ファイルを別の形式に数クリックで簡単に変換できるようになりました。ファイル変換ツールを利用すると、Dropbox から直接ファイル形式を変換でき、時間の節約になります。ファイルを別のアプリケーションで開いて形式を変更し、新しいバージョンを Dropbox に保存するという手間が省けます。個々のファイルを手動で変換することも、自動フォルダを使用して複数のファイルを自動で変換することも可能です。音声ファイルの変換機能は、すべてのプランでご利用いただけます。

複数ファイル整理機能のアップデートを公開
複数ファイル整理は、日付やキーワード、ファイル アクティビティのレベルに基づいて複数ファイルの分類や並べ替えを同時に行える機能です。今回の改善により、月別に並べ替えルールを指定する際に、フォルダ名の形式を選択して目的のコンテンツをすばやく見つけられるようになりました。
複数ファイル整理機能は、すべての Dropbox プランでご利用いただけます。

Apple シリコンのネイティブ サポート
Dropbox は Apple シリコン(M1)を搭載した Mac パソコンのネイティブ サポートを開始しました。フル サポートの実現により、Apple シリコンの進化したパフォーマンスと効率性を活用して、Mac デバイスで Dropbox をシームレスに実行できます。
Dropbox 2021 年 11 月の新機能と更新情報
自動フォルダ
変換、分類、並べ替え、タグ付けなど、特定のタスクを自動的に実行するフォルダを作成できるようになりました。自動フォルダにファイルが追加されるたびに、指定した動作が実行されます。自動フォルダはすべて、一元化されたダッシュボードで作成および閲覧できます。
自動フォルダは、すべての Dropbox プランでご利用いただけます。

複数ファイル整理
日付やキーワード、ファイル アクティビティのレベルに基づいて複数ファイルの分類や並べ替えを同時に行えるようになりました。並べ替えでは、ファイルが移動される前にプレビューを表示して確認することができます。
複数ファイル整理機能は、すべての Dropbox プランでご利用いただけます。

命名規則
この新機能ではファイル名と書式設定の規則をフォルダ内で同時に更新することで、ユーザーが時間を節約できます。
命名規則の機能は、すべての Dropbox プランでご利用いただけます。

ウェブ版詳細ペインのデザインを一新
新しくなったウェブ版の詳細ペインで重要なコンテンツの概要をすぐに把握できます。新たに以下の機能が追加されています。
- 重要なフォルダを固定して簡単にアクセス
- ファイル履歴などのファイル アクティビティの表示
- コメントの追加、編集、削除、解決
一新された詳細ペインは、すべての Dropbox プランでご利用いただけます。

新しい共有オプション
Dropbox Business Standard と Dropbox Business Advanced のチームが、デスクトップから直接チーム スペース内のファイルやフォルダの共有とアクセス管理を行えるようになりました。ウェブにアクセスしなくても、チーム メンバーは Finder(Mac)やエクスプローラー(Windows)を使ってコンテンツを管理できます。

フォルダの提案
Dropbox Basic、Plus、Professional の各プランで、ユーザーの役割や社内外のチームとの共同作業の状況に基づいて、異なる権限が設定されたフォルダに関する提案が表示されるようになりました。フォルダに関する提案は、オンボーディングの際に表示されます。
パスワード漏えい通知
アカウント情報が危険にさらされた場合、Dropbox Passwords ユーザーに通知が送信されるようになりました。ユーザーはこの通知に記載された手順に従って、詐欺や盗難、セキュリティ侵害にいち早く対処できます。
パスワード漏えい通知は、Dropbox Basic、Plus、Family、Professional の各プランでご利用いただけます。

デスクトップ アプリの効率化
デスクトップ ウィンドウ(スクリーンショットを参照)は、2022 年 1 月 17 日をもってサポートを終了いたしました。ファイルの保存、表示、共有、アクセスといった操作は、サポート終了後も、Finder(Mac)、エクスプローラー(Windows)、タスクバーまたはメニュー バー、dropbox.com、最新の iOS/Android アプリの Dropbox フォルダで行うことができます。

ファイルやフォルダに検索可能なタグを追加
ファイルとフォルダにハッシュタグを追加して、コンテンツを効率的に整理できるようになりました。作成したタグは検索が可能で、必要なコンテンツをすばやく見つけることができます。タグを一括で追加または削除することも可能です。
タグ付けは、すべてのプランでご利用いただけるようになりました。

写真をウェブで表示
すべての写真と動画をウェブページ 1 か所で見ることができる新機能です。dropbox.com で左側サイドバーの[写真]をクリックして、どのデバイスからでも写真や動画をすばやく検索してアクセスできるようになりました。
写真をウェブで表示は、Dropbox Basic、Plus、Family、Professional の各プランでご利用いただけます。

ファイル プレビューの強化
新しくなったウェブベースの詳細ペインには、ファイル サイズ、縦横の長さ、解像度、すべての関連コメント、最終更新日など、ファイルに関する情報がさらに詳しく表示されるようになりました。また、Dropbox を離れることなくファイル形式を変換することもできます。
ファイル プレビューの強化機能は、すべてのプランでご利用いただけます。
Dropbox 2021 年 7 月の新機能と更新情報
外付けドライブのバックアップ
外付けドライブのバックアップは、外付けドライブに保存されているコンテンツを Dropbox に自動でバックアップする機能です。パソコンのバックアップ機能と同様、この機能では、外付けデバイスのファイルを復元したり、外出先から外付けデバイスのバックアップにアクセスしたりできます。外付けドライブのバックアップは、Dropbox Basic、Plus、Family、Professional の各プランでご利用いただけます。
カメラアップロードの機能強化
より多くのユーザーが写真を安全に保存し、整理できるよう、カメラアップロードの機能を強化し、提供対象を拡大しました。Basic プランのユーザーを含むすべてのユーザーが、カメラアップロードで写真や動画を自動的にバックアップできるようになりました。また、バックグラウンド機能も大幅に改善され、より高速で信頼性の高いアップロードが可能になったうえ、ライブ写真、バースト、編集など、特定のアルバムや追加のファイル形式からのアップロードがサポートされるようになりました(iOS のみ)。
今回強化された機能は、すべての Dropbox プランでご利用いただけます。カメラアップロードをぜひお試しください。
Passwords の機能強化
2020 年 8 月のリリース以来、Dropbox Passwords は数回のアップデートを経て使い勝手がさらに向上しています。アップデートの内容は以下のとおりです。
- Passwords 用ブラウザ拡張機能:ブラウザに保存したメール アドレス、ユーザー名、パスワードを取得して入力できるようになりました。
- パスワードの共有:パスワードや支払い情報を安全に共有し、誰がどのアカウントにアクセスできるかを常に把握できます。
- クレジット カードとデビット カードに対応:クレジット カードやデビット カードの情報をパスワードと同じ場所に保存して利用できるようになりました。
Dropbox Passwords は、Basic、Plus、Professional、Family 各プランと先行アクセス プログラムに参加している Business チームでご利用いただけます。
無駄のない外観
職場や家庭ですっきり整った作業環境を保つために、以下のような新機能の提供を開始しました。
- シンプルになったトレイ:タスクバー(Windows)またはメニューバー(Mac)からコンテンツにすばやくアクセスしてファイルが安全に同期されているかどうかを確認できます。
- ナビゲーションの刷新:新しくなったウェブ版のサイド ナビゲーションでコンテンツをすばやく見つけられます。
- 詳細ペインのデザインを一新:直感的に操作できるウェブ版の詳細ペインで、重要なコンテンツの概要をすぐに把握できます。
これらの新機能は、Dropbox Basic、Dropbox Plus、Dropbox Professional、すべての Dropbox Business プランでご利用いただけます。
外部共有ページ
管理コンソールの新しい外部共有ページでは、データが社外でどのように共有されているかを確認できます。Dropbox Business Advanced、Dropbox Business Enterprise、Dropbox Education プランの管理者は、外部と共有されているすべてのファイルとフォルダを確認し、ファイル形式、共有したユーザー、リンク設定などを条件にしてフィルタリングできます。
共有管理機能
共有管理機能が強化されたことにより、管理者は共有リンクのデフォルトの有効期限とパスワードを設定して、会社データへのアクセスを制御できるようになりました。共有設定は、ビジネス向け Dropbox の Standard、Advanced、Enterprise の各プランでご利用いただけます。
データ分類の機能強化
Dropbox Business Enterprise の管理者権限で、共有フォルダやチーム メンバーの個人フォルダに保存されている機密データの識別と分類ができるようになりました。チーム メンバーのフォルダに保存されている機密データに漏えいの可能性がある場合、管理者にアラートが送信されます。この設定をオンにすると、管理者は PII のスキャン範囲を調整することができます。