Crunch Fitness は共同作業を強化し、より身近なフィットネスを提供

背景情報

Crunch Fitness はインクルーシブな環境を重視しており、「批判しない」という理念のもと、600 以上のジムで何百万人もの会員を迎え入れています。ジムではユニークなグループ フィットネス クラスやパーソナル トレーニングのほか、オンライン プログラムやバーチャル プログラムも提供し、フィットネスを楽しく身近なものにする取り組みを続けています。

課題：連携のとれていないチーム、時代遅れのツール

Crunch Fitness は会社の拡大に伴い、社内のファイル ストレージに課題を抱えていました。本社とフランチャイズのチームはメールでドキュメントをやり取りしており、古いファイルが混在して混乱が生じることもしばしばありました。リモート勤務の従業員は物理サーバー上のファイルにアクセスできず、大容量のメディア ファイルの転送には時間がかかっていました。手動でバックアップを行い、頻繁にセキュリティ パッチを適用する必要があり、IT 保守作業が絶え間なく行われていました。

解決策：安全な唯一の信頼できる情報源

ハリケーン・サンディによる大規模停電で、重要なファイルへのアクセスが遮断されたことから、Crunch Fitness は Dropbox に切り替えることにしました。最初にクリエイティブ チームが導入し、その後、全社的に展開されました。Dropbox は HIPAA の要件も満たしており、事業に適合した安全なソリューションでした。

現在は、本社チームとフランチャイズ加盟店が同じ 1 つの環境でリソースにアクセスできるため、ファイルが整理され、簡単に見つけられるようになりました。シンプルなリンクで共有もスムーズになり、データ損失防止、アクセス制御、暗号化などのセキュリティ機能が備わっているので、ファイルの安全性も保たれています。

Crunch Fitness は、デザインの更新情報をフランチャイズ加盟店と安全に共有するために、DocSend も導入しました。これにより、古いバージョンが混在しなくなり、不正アクセスも排除されました。「パスワード保護や有効期限を設定できます」と、Crunch Fitness のシステム管理者であるノーベル・ケケレ氏は述べています。「また、共有相手がドキュメントをいつ開き、どのくらいの時間閲覧し、どの部分に注目したのかまで確認できます。」こうしたインサイトによって、フランチャイズ加盟店の関与を維持できます。重要なドキュメントが未読である場合も、本社チームが把握しフォローアップできます。

Crunch Fitness は、オンライン ワークアウトの動画編集を加速させるために Dropbox Replay も導入しました。これにより、編集者、インストラクター、マネージャー間でリアルタイムのフィードバックが可能となり、共同作業がスムーズになりました。

結果：よりシームレスな共同作業と、IT 保守作業の削減

Crunch Fitness は Dropbox を利用して、600 のジムを連携させました。今では、全社であらゆるチームがコンテンツにアクセスし共有、管理でき、遅延や混乱もありません。

これにより、年間 5 万ドルのストレージ保守費用や、15 万ドルのシステム アップグレード費用など、さまざまな経費を節約できました。時間の節約と生産性の向上を考慮すると、コスト効果はさらに大きくなります。

従業員はどこからでも仕事ができ、スマートフォンからドキュメントにアクセスできます。

• 以前は何時間もかかっていたファイルの取得が、今では数秒で完了。
• 従業員は、場所やデバイスを問わず、必要なファイルにアクセス可能。
• オフィスの移転や買収に伴う移行も容易に。

IT チームが保守や従業員のサポートに費やす時間も削減されました。

• ファイルの紛失やアクセスの問題に関する IT サポート依頼が 80% 減少。
• バージョン管理やバックアップは自動的に行われるため、IT チームはより重要な業務に集中可能。
• 管理者は、前のバージョンを即座に復元可能（「しまった！」という瞬間はもうありません）。

Crunch Fitness は現在、Dropbox Dash を試用しており、SharePoint、OneDrive、Microsoft 365、Slack、GitHub、Smartsheet などと連携しています。AI を活用した検索により、チームはコンテンツをより速く見つけることができます。シェルハース氏は、これによって行き違いが減り、共同作業がさらに改善されることを期待しています。