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ワークフローを一変させるビジュアル コミュニケーション

読了目安:5 分

2025 年 2 月 26 日

iPad でビジュアル コミュニケーションの素材を作成しているリモート ワーカー

ビジュアル コミュニケーションとは

簡単に説明すると、ビジュアル コミュニケーションとは、アイデアや指示、データなどの情報が持つ意味を、テキストや音声ではなく視覚媒体で伝えることを指します。多くの人にとって、ビジュアル コミュニケーションは、知識を共有し背景情報を伝える手段として、テキストによるコミュニケーションよりも効率がよく、理解も容易です。

ビジュアル コミュニケーションにはいろいろな手段があります。その例をいくつか挙げましょう。

  • 動画、写真
  • グラフ、表、インフォグラフィックなど、データを視覚的に表現したもの
  • タイポグラフィ
  • マップ(マインド マップやコンテンツ マップなど)
  • イラスト、グラフィック デザイン
  • スライド、プレゼンテーション資料
  • GIF

このようなビジュアル表現はソーシャル メディアやコンテンツ マーケティングで広く使われていますが、その背景には、文章主体の表現ではうまくアピールできないアイデアや情報を効果的に伝えるという目的があります。

ビジュアル コミュニケーションでワークフローを改善する

遠隔地にいるチーム メンバーと共同作業するのは難しい場合がありますし、アイデアについて共同作業する際やプロジェクトについて話し合う際には、対面の会議よりもビデオ通話でさっとミーティングを開くほうが簡単に思えるかもしれません。しかし、「バーチャル ファースト」で仕事をしている人なら誰でもご存じのように、ビデオ会議は生産性を高めるどころか時間の浪費につながる場合があるのが実情です。

そこで、ビジュアル コミュニケーション戦略をうまく取り入れると、不必要なミーティングを減らすことができます。視覚的な要素や資料を使うと、特定のツールの使用手順や新しいプロジェクトの詳細などの込み入った情報を、もっとわかりやすく簡潔に、より好ましい方法で伝えることができます。これは、ワークフローを効率化し、意思決定プロセスをスムーズにすることにつながります。

ビジュアル コミュニケーションにはたくさんの種類があるので、うまく活用すれば、情報の共有や顧客または同僚との共同作業がもっと効果的になります。革新的なテクノロジーを使うことで、円グラフや一般的なプレゼンテーションに限らず、もっと多彩な方法で視覚的なメッセージを発信、共有できます。

ビジュアル コミュニケーションはこの他にも、以下のようにビジネスのあらゆる場面で効果を発揮します。

  • よくある手続きをナレーション付きの動画にし、社員のオンボーディングを短時間で効率よく実施する
  • アイデアやインスピレーションの源をスクリーンショットしたり、共有済みの Dropbox Paper のドキュメントに落としこんだりしてチーム メンバーに共有、必要なときに見返せるようにする
  • 非同期型のミーティングを開くことで、各自が自分の作業に集中できるようにし、不必要なミーティングや目的のはっきりしないミーティングの数を減らす
  • Dropbox Replay などのツールを活用して、動画の特定の画面にピンポイントで注釈をつけることで、フィードバックをより明確にする

動画のレビューにフレーム単位のコメントや注釈をつける

Dropbox Replay を活用すれば、動画にタイムスタンプ付きのコメントを追加できるだけでなく、視覚的な注釈をつけてフィードバックを分かりやすく説明することができます。

Dropbox Replay UI のデモ。動画にタイムスタンプ付きのフィードバックを追加し、最新バージョンをアップロードしています。
Dropbox Replay のタイムスタンプ付きフィードバック機能

ビジュアル コミュニケーションを仕事に取り入れるためのヒント

チームにとって最良のビジュアル コミュニケーション戦略を計画するためには、チームの規模や目標などいくつかの点を考慮に入れる必要があります。このプロセスをスムーズに進め、ビジュアル コミュニケーションを最大限に活用するためには、以下の点を念頭に置いてください。

Dropbox で作業ファイルやプロジェクトを効率化する

協力的で生産性が高い職場は、膨大な量のテキストや山積みの分厚い文書であふれた環境からは生まれません。理想的な職場とは、誰かと一緒に作業を進められ、効率よくコミュニケーションが取れ、仕事を終わらせるという目的をもって互いに協力できる環境のことだと考えます。

Dropbox を基盤として利用すれば、視覚的なストーリーテリングの力を活用して、アイデアの共有、ファイルへフィードバックのための注釈の追加ができ、リアルタイムでの共同作業を実現できます。Dropbox PaperDropbox Replay だけでなく、Dropbox には他にも便利なツールがあります。

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