データを安全に保管する
ビジネス向け Dropbox には、アカウントやデータを保護するための管理者向けツールとエンドユーザー向けツールが含まれています。
以下に、重要データを適切な場所に保管するために必要な管理機能をいくつかご紹介します。
- 共有フォルダの読み取り専用権限や、共有リンクのパスワードと有効期限など、メンバーシップと可視性の設定を作成できます。
- Active Directory とシングル サインオンなど、ユーザーのプロビジョニング構成方法を統合できます。
- ブラウザ セッションの確認と終了、デバイスのリンク解除、サードパーティ製アプリによるユーザー アカウントへのアクセスの表示と無効化が可能です。
- ビジネス用データと個人用データを明確に区別できるようにするため、個人用の Dropbox とビジネス用の Dropbox を連携させることができます。
- チームのパスワードまたは各ユーザーのパスワードのリセット、2 段階認証が有効になっているチーム メンバーの確認、2 段階認証の有効状態の維持を行うことが可能です。
- Dropbox データとファイルのローカル コピーをパソコンとモバイル デバイスの両方から遠隔削除し、ユーザーのプロビジョンを解除して、そのユーザーのアカウントを他のチーム メンバーに移行することができます。
ビジネス向け Dropbox で制御と可視性を実現する管理者向けのツールおよび機能について詳しくは、こちらをご覧ください。
Dropbox は、ビジネス独自のセキュリティ ポリシーと連携させて、アカウントの保護と重要データの安全な保管を可能にするツールもユーザーに提供しています。
強度の高い推測しにくいパスワードを使用する
ウェブサイト、アプリ、その他オンライン アカウントで強度が高く推測しにくいパスワードを作成して厳重に保護すれば、Dropbox やその他のアカウントを保護しやすくなります。
2 段階認証を有効にする
ご利用のアカウントにもう 1 つの保護レイヤーを追加できます。このセキュリティ機能のご利用は任意ですが強くおすすめします。2 段階認証をオンにするとログイン時または新しいデバイスを Dropbox にリンクした場合、ユーザーのパスワードと 6 桁のセキュリティ コード(テキストメッセージで送信)または別の認証アプリが必要になります。
セキュリティ設定を変更する
[セキュリティ]ページにアクセスすると、アカウントにリンクしたデバイス、使用中のウェブ セッション、アカウントへのアクセスを許可しているサードパーティ製アプリなどを簡単に監視することができます。不審なアクティビティがあれば、1 度のクリックでアクセス権限を無効にすることができます。
アカウントのアクティビティを監視する
[イベント]ページにアクセスすると、共有フォルダや有効な共有リンクの最新のアクティビティ情報を見ることができます。また、ファイルやフォルダの編集、追加、削除操作のログも確認できます。[プロフィール]ページでは、新しいデバイスやアプリがアカウントにリンクされた場合に、通知されるよう設定することができます。