デジタル ファイルの共有がこれまでにないほど簡単になった今日、著作物が無断で使用されることのないよう対策を講じることが欠かせません。Dropbox の透かし機能を使えば、画像や PDF に簡単にロゴやテキストの透かしを入れることができます。

透かしの使用例
プライバシーや機密性の維持、ブランドの管理

グラフィック デザイン:各種ファイル、会社のロゴ、レイアウト、ポートフォリオ作品
価値あるクリエイティブなアイデアやビジュアル ファイルも、デジタル形式であればいとも簡単にコピーできてしまいます。透かしを入れると、作業ファイルを盗難から保護することができます。

法的な資料:契約書、財務記録、電子署名が必要なドキュメント
機密性の高い資料に透かしを入れると、重要なファイルが同意なく共有されるのを防ぎやすくなります。

個人的な画像:結婚式の写真、モデルの顔写真
個人的な写真や仕事用の写真に透かしを入れると、インターネット上で勝手に共有されるのを防ぎやすくなります。
独自にカスタマイズした透かしを作成することもできます。専用の透かしアプリは不要。デスクトップまたはノート パソコンから Dropbox アカウントにログインし、画像をクリックすれば、必要なツールをすぐに利用できます。以下の操作が可能です。
- 独自のロゴを使用:自分のブランドを使用して透かしをカスタマイズ、またはデフォルトのスタンプを使用
- 位置変更と回転:透かしの位置変更や回転は自由自在
- 透明度とサイズの変更:透明度を調整して完全に透明な透かしや半透明の透かしを作成でき、サイズの拡大と縮小も可能

画像や PDF に透かしを追加する場合は、必要なときに元のファイルを使用できるよう、元のファイルに透かしを入れたバージョンをコピーとして保存することをおすすめします。Dropbox なら、元の写真やファイルを間違って上書きしてしまっても、バージョン履歴を使って元のファイルを復元することができます。
自分で透かしを削除するのは簡単ですが、クライアントや顧客には削除できません。上書きしたオリジナルまたはコピーを誰かに送信しても、透かし入りファイルはそのまま残ります。つまり、自分以外は誰も透かしを削除することはできません。
![上書きされたファイルを元に戻すために[復元]ボタンをクリックしようとしているユーザー](https://aem.dropbox.com/cms/content/dam/dropbox/warp/en-us/features/watermarks/FileRecovery_VersionHistory-C-ja@2x.png.transform/80q/img.jpg)
透かし入りの画像や PDF を Dropbox フォルダに保存。これだけで、常にすべてのファイルが安全にバックアップされるので安心です。
また管理者は、業務ファイルに透かしを挿入する機能を有効または無効に設定でき、特定のドキュメントに誰がどのような変更を行ったかを確認することもできます。これにより、ファイルに対する監視、管理、セキュリティを強化できます。

よくある質問
透かしとは、画像の上に重ねられた半透明のテキストまたはロゴです。写真や PDF などのファイルに透かしを挿入することで、ファイルが自分のものだということを明確にし、不正使用を防ぎます。
Dropbox で透かしを挿入できるファイルの種類は、JPEG、PNG、BMP、PDF です。
画像の透かしは画像を十分に覆う大きさにし、悪意ある人物によって簡単に切り取られないようにすることが重要です。画像またはファイル全体を透かしで覆い、大切な財産をさらに保護することもできます。タイル機能を使用すると、透かしが画像やファイルの上に繰り返しパターンで配置されるため、透かしが不正に切り取られるリスクを軽減することができます。
元の写真に透かしを入れることはできますが、おすすめしません。バージョン履歴を使用していつでも復元できますが、元のファイルは手元に残し、透かしを入れたコピーを作成するほうがよいでしょう。
現在、透かし機能をご利用いただけるプランは Dropbox Professional、Standard、Advanced、および Enterprise です。