Dropbox のエンドツーエンドの暗号化で、ファイルやデータを安全に保護する仕組み
安全性が高い E2EE
重要な情報を Dropbox フォルダ内で暗号化して、安全に保護します。
使いやすい
ワンクリックでフォルダ全体を暗号化します。メニューを使う必要はありません。
コンプライアンス
高度なデータ保護は暗号化に関する世界標準を満たしています。
データの安全性の確保がこれまでにないほどシンプルに
直感的で使いやすい、ゼロ知識エンドツーエンドのフォルダ暗号化により、機密データを瞬時に保護します。ワンクリックで有効にすると、ファイルが確実に保護されるので安心です。
よくある質問
保管中の Dropbox ファイルは、256 ビットの Advanced Encryption Standard(AES)で暗号化されています。チームは、ゼロ知識エンドツーエンド暗号化が適用されたフォルダを作成して、機密ファイルを安全に保存することもできます。Dropbox はこの暗号化に加えて、ファイルを安全に保つために、設計レベルで何重もの保護層を備えています。
エンドツーエンドの暗号化(E2EE)は、クラウドへ送信する前にユーザーのデバイスでデータを暗号化し、意図した受信者によって復号されるまで暗号化を維持するセキュリティ手法です。
データの暗号化では、暗号化キーを使用して標準テキストを読み取り不可能な形式に変換します。権限を与えられている人だけがデータを復号して読み取ることができます。E2EE ではこの概念をさらに進め、データの安全性を最初から最後まで確保して、プロセス全体を通じて保護します。
エンドツーエンドの暗号化は、暗号文と呼ばれる読み取り不可能なコードに変換することで、データの安全性を確保します。特定のシークレット キーを持つユーザーだけが、暗号文を読み取り可能な形式に復号できます。
暗号化には主に非対称鍵暗号化と対称鍵暗号化の 2 種類があります。
非対称鍵暗号化では、パブリック キーとプライベート キーという 2 種類のキーを使用します。パブリック キーはメッセージを暗号化し、プライベート キーだけがそれを復号できます。たとえば、TLS 暗号化プロトコルでは、非対称鍵暗号化を採用して、送信中のメッセージのセキュリティを確保しています。
一方、対称鍵暗号化では、暗号化と復号の両方に単一のシークレット キーを使用します。
エンドツーエンドの暗号化は、メッセージング アプリでのコミュケーションの保護からパスワード管理まで、広範な機能を備えています。
Dropbox は、主にデータ ストレージとファイル転送に E2EE を使用します。これは特に、機密扱いの顧客データや金融データの保護について厳格な規制を満たさなければならない分野で仕事をしている場合に便利です。これが特に顕著な業界の例としては、医療、法律サービス、金融などがあります。